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みんなみすべくきたすべく

どうぞ お先に

368もみじj
(承前)
昨日の話で思い出した三つのこと(すでに、どこかに書いたかもしれないけれど)

 以前、夫と二人で英国の地下鉄の階段を下りている時、夫も大きな荷物、私も大きな荷物を持っていました。階段を下りるときは、よいしょと荷物を持ち上げないと、下りられません。ただ、私は背が小さいので、はた目から見たら、大変そうに見えるようです。で、階段を上がって来る英国人のおばちゃんが、夫に向って、『なんで、持ったれへんの?こんな小さい女性に持たせて!はよ、持ったりんかいなっっ!!!(と、英語で)』・・・・・・・・・罵倒された夫は、それ以来、無理でも荷物を持ってくれます。

 チューリッヒ空港で、ホテルシャトルバスを待っていた時、次々と、お迎えの車がやってきました。その妻はどこかにお出かけだったのでしょう。ものすごい荷物をカートに乗せて待っていました。で、夫が車でやってきて、どんどんその荷物を車に運び入れました。妻は、まったく手も貸さないで、たたずんでいました。もちろん、出かけた先の楽しいことを喋っていました。

 10年ほど前、大学院でブリティッシュアート論を受講していたときのことです。
 オックスフォード大学出身の英国人教授が、駐車場から直接、授業にいらしゃいました。英国製のほそーい傘と、余りコンパクトでないラジカセと、愛妻弁当(奥様は日本人)の入ったショルダーバッグと、資料の入ったバッグを持って、教室に入ってこられました。で、授業が終了し、「先生、お荷物、お部屋までお手伝いしましょう」と言うと、「とんでもない」「いえ、一つお持ちします」「いや、けっこう」・・・で、結局「じゃ、この傘」と私は、傘をお持ちすることになりました。さらに、3人も乗ったら一杯のエレベーターに乗る際、先生が年長、しかも手にお荷物。で、当然、先生が先に乗られるものと思っていたら、その空いていない手で、私に指し示したのは「どうぞ、お先に」

☆写真は、地元のカエデ(撮影:&Co.A)

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