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英国水彩画展

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 「巨匠たちの英国水彩画展」(~2012年12月9日)時間的制約のある中、渋谷まで行けるかなぁ・・・うーん。が、先に行かれた人から、音声ガイド付きで、ぜひ!のお言葉。はい、わかりました。

 美術館に行ったとき、ほとんど音声ガイドをつけずに、鑑賞して回ります。ところが、この展覧会は、音声ガイドも、よかった。説明の後ろに流れるクレメンティ・メンデルスゾーン・バッハ。途中でワーズワースの詩の朗読や、水彩画のレクチャー。最後に音楽のみ、メンデルスゾーンの「弦楽合奏のための交響曲第9番ハ長調『スイス』」。絵を見終わったあと、最後の椅子で最後の音楽だけゆっくり聴いていました。

 ちょっと、水彩画の認識が変わりました。巨匠の水彩画を下絵のようなものと捉えていたからです。ちがう、ちがう!ターナーのように戸外で描くことの多かった人は、持ち運びやすい水彩画セットが重宝だったと説明がありました。ターナーだけでなく、当時は、グランドツアーと称し、英国人のイタリア詣でが流行っていたこともあって、旅先で描くということからも、水彩画は、ぴったりだったのです。水彩画でも、絵の具の種類によっては、奥行きや透明感のだせるものがあるようで、油絵とは違う繊細さ。

 出展されたものは、マンチェスター大学ウィットワース美術館所蔵で、ほとんど初めて目にするものばかり、「巨匠たち英国水彩画展」とあるように、ウィリアム・ブレイク、ターナー、コンスタブル、ロセッティ、バーン・ジョーンズ、ジョン・エヴァレット・ミレイ、ホルマン・ハント、ラスキン、マドックス・ブラウン、ゲインズバラ、ウォルター・クレイン、エドワード・リア、ローランドソン等など。確かに、英国近代絵画の巨匠オンパレードでした。

 極めつけは、図録のおまけ。「英国内で描かれた場所は、ここですよ」と記載している英国地図。地図を見ながら、居ながらにして英国旅行に出かけた気分になれます。それに、知っている限り、200年以上前に描かれた風景も建物も、さほど変わっていないと思われ、今も場所が特定できるところが、また凄い。

☆写真は、おまけの英国地図の上に、右からコンスタブル、ターナーのポストカードと、ボジョレーヌーボーのワイン

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