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みんなみすべくきたすべく

おみやげ

                         360パレードj
 (承前)
 大学を出てすぐに小学校で勤めていたとき、地域の夜間学級で、高学年に「詩」の授業をしました。詩の授業をしなくちゃと張りきった新米教師が、その詩を選んだのは、単に好きだったから。夜の授業なので、イメージが深まるかなとも。なにより、平易な言葉で、消えてしまうもの大きさ、つまりは、見えないものであっても、人を喜ばせ、勇気づけるのだということを伝えたかったのだと思います。ここまで書いて、ああ、あの詩、と思いついてくださった人が居たら、嬉しいです。
 
 新米教師の数々の失敗も困惑も遠い昔。
 それなのに、この詩「おみやげ」は、今も、生活のそばにあります。

≪なんだか 足が軽いと思ったら
 さっき電車の中で
 知らないよその赤ちゃんが
 笑いかけたのだった
 わたしを見て
 嬉しくてたまらないように

その笑い顔を
いつのまにか 胸にかかえていて
それで 夜道の足もとを
てらすようにしながら
わたしは急いでいるのだった
・・・・・(略)・・・・・≫
(まどみちお;「まめつぶうた」所蔵:理論社)

☆写真は、英国 コッツウォルズ メイクィーン仮装パレードで。でも、なんの仮装しているんだろう?

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