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みんなみすべくきたすべく

名前がわかった!

                 270コートールド階段j
(2012倫敦巴里⑫)
(承前)
 数年前、コートールドの特別展で、初めて、その画家の大きな作品を見たとき、ぐいぐい迫ってくる力を感じました。が、そのロンドンの街の風景画が現代のものなのかどうか、すぐにわかりませんでした。ロンドンの街のランドマークは100年前と変わっていないものが多いので、黒と白で描かれたそれらが、まだ、霧やスモッグで、薄汚れている頃のロンドンのようにも見えたのです。エネルギッシュな抽象画でしたが、墨絵を見慣れている我々には、現代西洋絵画の斬新さとは映りませんでした。

 同じ日、続いて行ったナショナルギャラリー(歩いて10分ほどです)にも、その人の絵が、並べて、展示されていました。すぐにその人の作品だとわかり、「ああ、この人の絵はいいねぇ。」と、娘と話したのを覚えています。現代の画家でした。
 そして、当然、次にロンドンに行ったときも出会えると思っていた、その画家の作品でしたが、どちらの美術館にも見当たりませんでした。うーん、うろ覚えの名前は、ジョン・○△○△。

 ジョン・○△○△で検索すると、英国の有名な美術評論家が出てきます。この人は、美術に関連はしていますが描きません。思い違い?名前は忘れているのに、その絵は強烈に、まぶたに残っているのです。絵で検索できたら、すぐわかるのに・・・
 ということで、今回のロンドンでも、コートールドとナショナルギャラリーの過去のカタログを娘と二人で立ち見したり、何百種類もある絵葉書を探してみたり・・・ああ、わからへん。

 けれども、帰国して、改めて、コートールド美術館の過去のエキジビションを検索していたら、小さく絵の付いたページがヒット!画家の名前が判明。John Virtue。(1947年~)
 実は、今まで、ジョン・バージャーと思い込んでいたのです。スペルにすると、まったくちがう。John BergerとJohn Virtue。英語圏の人じゃ間違わないミスです。お恥ずかしい・・・

 そのJohn Virtue 不明事件以来、娘は美術館に筆記用具を持参するようになり、ちょっとは、賢くなりました。
 名前さえわかれば、世界が広がります。You Tubeで彼が絵を描くところが見られるし、画集は出ているし・・・旅のおまけが続いていてうれしいです。

☆写真は、ロンドン コートールド美術館の階段。
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