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パラリンピック

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(2012 倫敦巴里③)
 ロンドンでは、パラリンピックの最終週でした。パラリンピックの水泳は、日本でも見て、身体一つで競技する人間の尊厳を感じていました。

 それで、ロンドンで見る発育不全の女性ELEANOR SIMMONDSの水泳での活躍には、胸が熱くなりました。速い!凄い!いけー!イギリスの国民的人気者の彼女は、まだ若く、次のパラリンピックも楽しみです。

  また、CMに起用され、勇敢な古代の闘士のようにかっこよかった国民的ヒーローNATHAN STEPHENSは、やり投げ選手です。しかし、本番では、器具(椅子)との相性が悪かった結果、個人的記録も出せなかったようで、身一つで競技できないもどかしさが伝わってきました。

 そして、両足義足でぶっちぎりで走り、TVでも新聞でもTOP扱いだったのは、OSCAR PISTORIUS。その選手はイギリス人ではなく南アフリカ人でした。ロンドンオリンピックのときもそうでしたが、イギリス人以外の選手にも大きな拍手と応援。フェアプレー観客賞は、国民の誇りであることを、どこかの国は知っているかしら。

 日本では考えられない番組がありました。パラリンピックの珍プレー・好プレー番組です。出演者、司会者はパラリンピックの競技者、あるいは、ハンデキャップを持つ人(多分)です。みんな明るく、楽しげに競技映像を振り返り、妙な転倒に大笑いしたり、「おまえ、あんなところで“Fxxx!”っていうなよ。」などとコメント。もちろん、珍プレーだけではなく、競技全体を振り返り、それぞれの選手を入れ換わり出演させ、映像を見ながら進行していました。加えて、後日、別の番組には、片手が途中までしかない綺麗なモデルさんが肩を出したドレスで登場し、モデルとして舞台を歩く映像も流れました。彼女もパラリンピック競技者でした。

 実際のところ、語学力がないので、彼らが、どんなことを言って、司会者が,どうまとめているのか、よくわかりませんでした。それに、ただの観光客には、わからない、もっと深い問題もあるに違いありません。が、しかし、明るく受け入れる、否、いろんな個性の人たちが同じ土壌に暮らす世界が、イギリスにはあるのかもしれないと思います。過去のイギリスの国としての振る舞いが、現代の世界の混乱の一端にあるとはいえ、人々の暮らしは、成熟したものに映ります。

 ロンドンの街は、オリンピックで少し改善されたものの、段差は平気であるし、階段は狭いし、トイレや公衆施設の簡便さもありません。反対に、日本の都市部はバリアフリーが進み、鉄道も街も、段差がなく、トイレや公衆施設等、使いやすくなっています。こんな外観のバリアフリーも、大事なことながら、もっと、心のバリアフリーが進む成熟した社会を目指していきたいものです。とはいえ、帰国して検索するも、日本語のサイトでは、パラリンピックの各選手の動き、特に日本人以外の活躍は、ほとんど何もわかりませんでした。日本人以外の活躍に興味がないのか、日本のメディアがパラリンピック自体に興味がないのか。それとも、こんな民間の外交も含めて、海外のことには疎い?!!パラリンピックで、「断トツ」でメダルを取った国、知っていますか?

☆写真は、ロンドン自然史博物館前の、パラリンピック旗。オリンピックのときのマークに、色付けデザインし、その国の国旗を表現しています。さて、この国旗はどこの?答えは、明日。

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