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真珠の首飾りの少女

                       208フェルメールj
 上野に行ったのは初めてです。国立西洋美術館のベルリン国立美術館展「真珠の首飾りの少女」(フェルメール作)を見てきました。可憐で可愛い女性でした。2000年に大阪で見た「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」とは、また違った魅力のある少女です。
 今、同じ上野で開催されていて、秋には神戸にもやって来るマウリッツハイス美術館展は、「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」を擁し、混雑しているらしいのですが、ベルリン国立美術館展の方は並ぶことなく入場でき、ほっ。ゆっくり近くで見ることができました。
 「真珠の首飾りの少女」は、鏡を見ている少女が描かれていて、鏡に映った顔は描かれていません。そこが、鑑賞者の目を惹きつけるのでしょう。鑑賞者の想像力が鏡となって、その少女の、喜びを映し出している気持ちになれるのだと思います。壁際の、オリエンタルな壺も、そこに当たる光も、鑑賞者の想像を刺激します。ここに光が当たると言うことは、こちらにも窓か光源があって、部屋は・・・・と、他のフェルメールの作品に描かれている部屋を思い出しながら、さらに想像が膨らむ・・・
 たった一つの作品から、無限に広がる楽しみが、芸術に接する楽しみなのですね。

 ところで、「真珠の首飾りの少女」を見に入場したものの、この絵はすでに見たことがあるのかも?
 帰宅して、英国でのフェルメール展(2001年)の図録で確認するも、そのときの13枚に入っていず、テレビの番組やポスターなどで、見たような気になっていたのかな、と思ったりしました。もちろん、それもあったでしょうが、ロンドン ハムステッドヒースにあるケンウッドハウスの「ギターを弾く女」は、複数回、見に行ったことがあることを思い出しました。顔つきは全く似ていませんし、部屋の様子もまったく違いますが、その女性が着ているのが、今回の「真珠の首飾りの少女」と同じ縁に白い毛皮の付いた黄色い上着だったのです。
☆写真は、左からポストカード、入場券半券、広報紙

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