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みんなみすべくきたすべく

「石さまざま」の序文

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  ≪滅びゆく民族は、まず最初に節度を失う。彼らは個別的なものに向かって進み、近視眼的に小さいもの、つまらないものに飛びつき、制限されたものを普遍的なものの上に置く。そして享楽と官能的なものとを求め、隣人への憎しみとねたみとの感情を満足させようとする。彼らの芸術には・・・・≫
  と、シュティフターは、「石 さまざま」の序文で述べます。この序文は「偉大なものと小さなものについて」述べられています。ゆめゆめ、現在の、どこやらの国情や政情を憂えているものではありません。1852年秋、オーストリアで書かれました。

 「石 さまざま」  (アーダベルト・シュティフター 高木久雄・林昭・田口義弘・松岡幸司・青木三陽訳 松籟社 シュティフター・コレクション)

☆写真は、ウィーンのホイリゲ(ワイン専門の居酒屋)、ワインを手にご機嫌のバッカス。

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