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きゃあ オオカミ!

155ニコロ・パガニーニj
 「赤ずきん」  (グリムの昔話 フェリクス・ホフマン画 大塚勇三訳 福音館)
 
 フェリクス・ホフマン生誕100年記念展が伊丹市立美術館で開催されたのは、2011年でした。そこには、フェリクス・ホフマンが自分の子どもたちだけに作った「ながいかみのラプンツェル」「ねむりひめ」「おおかみと七ひきのこやぎ」「七わのカラス」の手稿絵本が並んでいました。孫のためには、「くまおとこ」。初めての孫娘には、「赤ずきん」を描いていました。
 このたび、福音館創立60年周年に合わせて、その「赤ずきん」の絵を使った絵本が出版されました。(表紙と、翻訳は「グリムの昔話Ⅱ」の絵を使っているようです)
 公刊されている他の絵本は、出版の際に、描きなおして洗練されていますが、この「赤ずきん」は、手稿絵本をもとにしていますので、粗い描写のままです。が、孫娘スザンヌのために描いているので、優しいおじいちゃんの目が溢れています。

 特に可愛いのが、オオカミが飛び出し、赤ずきんが、びっくりしてひっくり返っているところです。
「きゃあ」
 小さなスザンヌはこのページを「もう一回読んで」「もう一回」とせがんだだろうと想像します。
「きゃあ」うふふふふ 「もう一回読んで!」
 そして、多分、小さなスザンヌは、この赤ずきんのようにおさげにして、お菓子のクグロフが好きだったにちがいありません。

*「ながいかみのラプンツェル」(フェリクス・ホフマン作 瀬田貞二訳 福音館)
*「ねむりひめ」(フェリクス・ホフマン作 瀬田貞二訳 福音館)
*「おおかみと七ひきのこやぎ」(フェリクス・ホフマン作 瀬田貞二訳 福音館)
*「七わのカラス」(フェリクス・ホフマン作 瀬田貞二訳 福音館)
*「くまおとこ」(フェリクス・ホフマン作 酒寄進一訳 福武書店)
*「グリムの昔話Ⅰ~Ⅲ」(フェリクス・ホフマン作 大塚勇三訳 福音館)

☆写真は、ニコロ・パガニーニという薔薇。イタリアの有名なヴァイオリニストの名前です。

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