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子どもの本でちょっとお散歩(川 その16)

140マーロー河堰j
 先日TVで「大都会ロンドン キツネ1万匹 大繁栄の謎に迫る」というドキュメンタリーを放映していました。キツネたちが、ロンドンの民家や公園に1万匹も住みついていると言う内容でした。キツネは小ぶりな赤ギツネです。そう!ルーファス。(Rufusという男子名は、ラテン語で、red-headedらしい。また、英語でrufousは、赤褐色の、赤茶けたの意)

「こぎつねルーファスのぼうけん」「こぎつねルーファスとシンデレラ」
アリソン・アトリー著 石井桃子訳 キャサリン・ウィグルズワーズ挿絵 岩波)

 アナグマさん一家と暮らすこぎつねのルーファスが、川で小さな金の星を釣る話「こぎつねルーファスと魔法の月」には、月夜の川のきらめきが見える、美しい情景が書かれています。

 ≪ルーファスは、鼻を空のほうにむけて、川岸の匂いをかぎました。ぬれた土の匂いが、つんと鼻にきましたが、それは、とても気持ちのいい匂いでした。それから水ハッカや、フクロ草や、シモツケ草の香り、それから、コケや葉っぱの強い匂い。川は、にぎやかに流れていました。川は岩を飛び越え、白いあわをたてたり、小さいたきを作ったりしながら、大きな声で歌っていました。波の上には、金色の星のかけらや、ゆがんだ月が、空にある星や月と同じように、輝いていました。≫
 
・・・・それで、ルーファスは釣り糸を投げ、小さな金の星をたくさん釣るのでしたが、やってきた白鳥に諭され、一つ以外は川へ戻します。すると、

≪たくさんの白い手が水の中から出てきて、それをつかんだようでした。『あれ、どういう、ひとたちですか?』ルーファスはびっくりして、とぎれとぎれに聞きました。『ここに住む水の精たちです。』ルーファスが、水の精を見ようとして、じっと川の中をのぞきこんでいたとき、・・・・・≫

☆写真は、英国マーロー、テムズ川河堰、早朝、水面がキラキラ。

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