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Sendak & Co.

81センダック絵本j
昨日のブログで、センダック追悼に一区切りつけようと思っていたものの、センダックとその一座のみなさんの熱い想いのメールも届き、分かち合おうと思いました。

 「やはり私たちにとってセンダックは格別な存在です。『かいじゅうたちのいるところ』は何回よんだか分かりません。4人の子たちにボロボロにされて、今うちにあるのは2代目ですから・・・。そして、それはわが子を育てた甘い記憶とあいまって何よりの思い出です。ああ、残念。 また、何と言うことか長女の姑のお気に入りの絵本でもあり、その息子である夫が慣れ親しんだ本でもありました。私たち夫婦と彼の両親とで初めてあった日、その会話がセンダックの「かいじゅうたちのいるところ」だったのでした。」【補足:ご長女の旦那さま、お姑さまは、オーストラリア人です】

 「センダックが亡くなられたこと 今日のブログで知りました。3人の子に知らせて、今、一人 車の中 言い表わせぬ感情がじわじわとわいてきます。」

 「センダック氏の訃報は、新聞を読んでいた夫が聞かせてくれました。いつまでもお元気で、オペラに意欲を燃やしていらっしゃるかとそんな思いでいましたが、年齢は忘れずに重ねられてゆくのですね。NEW YORK TIMESの記事はさっそくプリントしました。たどたどしく読み進めるしかありませんが彼の社会的影響力の大きさが感じ取れます。I would like to spend the summer where the wild things are.
ご連絡いただいたカードは、お台場にある WHERE THE WILD THINGS AREで購入しました。ちょっとした仕掛けがあるアトラクションで(日本の忍者屋敷のような感じ?)まだ幼かった息子たちや、甥、姪と楽しみました。附設のFast Food店で購入した飲み物の容器もかいじゅうたちが勢揃いでおしゃれでした。安っぽくないのです。」

「あの、かいじゅうおどりの絵の中に、センダック怪獣を一匹書き足さないといけませんね。・・・ひとつお知らせです。以前、教えていただいて、買い求めた『Really Rosie』うちにあります!今度CDにコピーしておきますね。」

「センダック~本当にたくさんの思い出があります。ニューヨーク市立図書館でかいじゅうたちのグッズを見つけた時の嬉しさ。“きみなんかだいきらいさと”“そんなときなんていう?”いつも寝床のそばにありました。親子で共有できる感覚を与えてもらって~感謝です。」

子育ての思い出とセンダック。重ねがさね、センダックさん、ありがとう。
 
☆写真は、センダックの絵本の魅力の一つである、見返しの装丁の数々。この絵本作りへの情熱も、惚れた一つの要因です。写真一番下に置いてある絵本から「かいじゅうたちのいるところ」(神宮輝夫訳 冨山房)「Bears」(ルース・クラウス 未邦訳)「へクタープロテクターとうみのうえをふねでいったら」(神宮輝夫訳 冨山房)「うさぎさんてつだってほしいの」(ゾロトウ こだまともこ訳 冨山房) 「シャーロットとしろいうま」(ルース・クラウス こだまともこ訳 冨山房)  「みつばちじいさんのたび」(ストックトン 光吉夏弥訳 学研)
それで、少々大判なので、この写真に写っていませんが、ハード版「くるみわり人形」(E.T.ホフマン 渡辺茂男訳 ほるぷ)の見返しには、静かな雪の庭が描かれています。そこは、くるみわり人形の舞台が今から始まるという、わくわく感を秘めています。そして、同じ絵が最後の見返しにも描かれていますが、それには、楽しかった舞台(お話)の余韻が感じられ、本全体を舞台と見立てたセンダックの想いが伝わって来るのです。

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