FC2ブログ
 

みんなみすべくきたすべく

生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展

55佐川美術館j
楽しみにしていた琵琶湖の景色。
黄砂のせいで、比叡山も琵琶湖も、全然見えません。
電車とバスを乗り継いで、着いたのは「佐川美術館」。

ほとんど入館者も居なくて、ゆっくり鑑賞できました。
朝早く行ってよかった。
彫刻を見て、涙が出そうになったのは、どうしてでしょう。
本物に会えたからでしょうか。
そこには、生きた人間が居ました。
どの人も、語りかけてくれます。
「奇をてらう」とは縁のない自然な世界。
じかに触れることのできる作品もたくさんあります。
彫刻家 佐藤忠良に、より近づける気がします。
大好きな絵本「木」*の原画もありました。
木を見る温かくて優しい目。
絵本「おおきなかぶ」*の原画の連なりの前では、小さな声を出して、歩きました。
「おじいさんが かぶを うえました。
『あまい あまい かぶになれ。おおきな おおきな かぶになれ。』」
歩くリズムは、
「うんとこしょ どっこいしょ ところが かぶは ぬけません。」
穏やかで豊かな時が流れました。

*「木」(木島始文 佐藤忠良画 福音館)
*「おおきなかぶ」(A.トルストイ文 内田 莉莎子訳 佐藤忠良画 福音館)

蛇足ながら、平日の午前早くは、ゆったり鑑賞できましたが、11時を過ぎる頃には、団体のおじちゃんおばちゃん、少人数のグループ等、少々賑わってきました。もし、足を運ばれるのであれば、空いている日時をお選びになることをお薦めします。

PageTop