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ほんまもん

49マーロー桜散り積もるj
(日本経済新聞2012年4月12日夕刊「こころの玉手箱」4 福音館書店相談役 松居直)
 「写実ではなく、真実を子どもに伝えたいのです。そのためには『ほんまもん』の絵が必要なんです」と、松居直は、彫刻家佐藤忠良に絵本「おおきなかぶ」*の絵の依頼をしたとあります。
 佐藤忠良(1912~2011)は、昨年亡くなりましたが、生誕100年でもあり、2012年4月14日~6月24日まで、佐川美術館(滋賀県守山市)で、『彫刻家佐藤忠良展』をやっています。うちから少々行きにくい場所にある美術館とはいえ、語りかける『ほんまもん』に会いに行きたいです。

 以下、彼の記した教育論のほんの一文です。他にも大きくうなずくところが多い文章です。
「子どもたちが危ない―彫刻家の教育論」(佐藤忠良著 岩波ブックレット1985)
≪・・・・「あれはほんものだ」とか「ほんものじゃない」などとよく言われますが、私はほんものと言うのは、作品を見た人に人間としての感動や感慨をもたらすもの、それがほんものだと思います。そうしたものがあったとき、初めて作品が「格調」とか「品位」に結びついてくるはずです。・・・≫

*「おおきなかぶ」(A.トルストイ文 内田 莉莎子訳 佐藤忠良絵 福音館)
☆ 写真は、英国マーロー、教会の桜散り積もる。

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