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みんなみすべくきたすべく

長靴にするように顔にクリームを擦り込みました。

石の顔j
  「またの名をグレイス 上・下」                                                    (マーガレット・アトウッド著・佐藤アヤ子訳・岩波書店)

 カナダで、1843年、実際に起きた殺人事件を、小説仕立てにしています。このとき、主人公のグレイスは16歳でした。アイルランドから、命からがら、カナダに移民として移り住んだ美少女が、奉公先の主人と、はぶりのよい女中頭の殺人に絡み、刑に服している間、精神科医に語る話の中に下記、表現がでてきます。

≪・・・ベッドに入る前にナンシーは長靴にするように顔にクリームを擦り込みました。・・・≫

 えっ!そうか。印象に残るくらい珍しいことだったんだ。顔に毎晩、クリームを擦り込むようなことは、近年のこと?それとも、クリームを顔に擦り込むのは、使用人のような下層部ではせず、お金持ちは、やっていた?あるいは、ナンシーが26歳で、グレイスが、少女だったから知らなかった?グレイスのお母さんは、ずっと妊娠していて体調悪く、しかも、貧乏暮らしだったから、知らなかった?
 顔に塗るではなく、擦り込むかぁ。

 さてさて、寝る前には、顔にクリームを擦り込んでおかなくちゃ。

☆写真は、英国コッツウォルズ 石工屋さん(多分)のドア前の石像。

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