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ヴラマンク 続き

11ベートーヴェン胸像2j
 臆面もなく、え?そんな人にも、お手紙書いたの?という経験があります。
 古くは、瀬田貞二夫人に、書きました。友人が、幼い頃、瀬田貞二氏のご近所に住んでいて、文庫にも通っていたようです。それで、月日が流れ、瀬田氏は亡くなり「旅の仲間」という追悼文集が配られました。友人から、見せてもらったその追悼文集に感激して、お手紙を書きました。
 いつかは、石井桃子さんにも書きました。「児童文学の旅」(岩波書店)の影響を受け、英国サセックスなどを旅行したのですが、そのときの喜びを、ファージョンの「ウィルミントンの背高男」の舞台セブンシスターズ*の絵ハガキにしたためました。
 そして、お二人とも、お返事くださいました。そのお気持が有難いことでした。

 さて、最近では、手紙と言う形でなく、ブログにコメントと言う形で、沼辺信一氏のブログにコメントしました。
 沼辺氏は、美術館の学芸員を勤められたあと、講演や執筆活動の合間に、今や、ブログ「わたしたちは20世紀に生まれた」を長く続けられておられます。クラシック音楽に興味のあるかたなら、すでに、『お気に入り』に入っているかもしれないブログです。美術・音楽のジャンルもさることながら、子どもの本にも造詣が深いが故に、いつか、「古本 海ねこ」さんに書いたカ・リ・リ・ロの文に反応してくださったことがあります。それで、今回、金星木星のことをお書きになっていたときに、コメントさせていただいた次第です。そしたら、返信コメントをいただき、しかも、このブログを見てくださったようです。ありがとうございます。それで、3月13日に書いた、ヴラマンクについての情報の補足を、コメント欄から引用し、以下コピーさせていただきました。
「・・・・そうそう、壁に飾っておられるというヴラマンク、今はやや忘れられた気味もあるけれど、戦前の日本の洋画家たちには憧れの的でした。留学した佐伯祐三が真っ先に会いにゆき、自作に辛口の批評を下されて、すっかりしょげ返った…という名高い逸話がある位。なお、多色刷版画はどうしても褪色するので、直射日光は避け、ときおり別の作品に掛け替えたほうが賢明でしょう。」
 はい、日当たりのいいヴラマンクです。その絵の前の壁には、退色しつつある別の画家の水彩画が・・・。(この絵については、またいつか書きます)
 UVカットフィルムを貼った窓で、油断していましたが、とりあえず、これからはなるべく、ここのカーテンを閉めます。残念ながら、ヴラマンクの横にも絵がかかっていて、もう、掛け替える他の作品がありません。

*「ヒナギク野のマーティン・ピピン」(E.ファージョン作・石井桃子訳・岩波書店)
☆写真は、ウィーン ベートーヴェンの小道にあるベートーヴェンの像

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