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みんなみすべくきたすべく

山のワルツ

山のワルツj

 さあ、4月になって、こんな時期でも新学期。
 毎日のようにプールに行くことはできても、お習字のお稽古は再開しても、絵本の集まりは休んだまま。
 コロナ禍の先が見えずとも、年齢だけはしっかり重なっていく日々。
 が、自粛優先の長い春休み、日本の古典やそこからつながる本にも出会いました。
 また、孫に歌の絵本を作る楽しみも見つけました。(1冊つくるのに、結構時間かかります。場面にぴったり合う写真を探し出すのが大変。)

 で、もう1冊増えました。「山のワルツ」(作詞:香山美子,作曲:湯山昭)です。
 昨日の「牛の歌」➡➡の最後に山羊が出て来ましたが、この歌にも山羊。
♪9時になると ヤギのぼうやが やってきます♪  写真に使った髭の立派な山羊は、ヤギのぼうやには見えにくい・・・

 それに、♪8時にやってくるリスのぼうや♪のリスの写真は、なかなかいいのがなく、すごーく拡大して使いました。
また、♪10時にやってきるクマのぼうや♪の写真は、下のを使いました。どう?

☆写真の上は、スイス ツィリス➡➡のヤギさん 写真下は、ベルン➡➡のクマさん

   山のワルツ3j

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スウェーデンの子どものうた

ベスコフ2
(承前)
 エルサ・ベスコフの絵本で、もう一冊。牛の描かれているもの。

「きみ どこへゆくの?―――スウェーデンの子どものうた――」(アリス・テグネール作詞・作曲 エルサ・ベスコフ絵 ゆもとかずみ訳詞  石井登志子解説)
「牛をつれて」(Tula hem och tula vall)
≪とおい沼まで 牛をつれてく きょうのごはんは キャベツがひとつ
め牛よ ヤギよ 草をたべたら ミルクをのませて≫
 貧しい牛飼いの子が絵に描かれ、その子の顔は、少々、物憂げ。キャベツだけじゃ、おなかすいてるもんねぇ・・・

 どんな歌か・・書いてある楽譜も読めず、歌自体知りません。が、この便利な世の中、上記スペルで そのまま検索すると、すぐ、聞くことができました。ゆったり静かな歌で、最後のミルクを飲ませてというのも関係あると思うのですが、子守歌風です。

 さて、解説によると、この本の作曲家アリス・テグネール(1864~1943)は、画家エルサ・ベスコフ(1874~1953)の隣人で親交があったようです。
 まだまだ女性の社会進出や進学が困難な時代、才能のある二人の女性が組んだ歌の本は、音楽の教科書になった時期もあったことを知ると、スウェーデンが、日本なんかに比べ、早く 進みだしていたことに気づきます。なにせ、今や、男女格差世界120位の日本、5位のスウェーデン。(*ちなみに、1位アイスランドで、10年トップ。そのあと、2位フィンランド、 3位ノルウェー、 4位ニュージーランド)
 そして、蛇足で、つながらない話なのかもしれませんが、アリス・テグネールやエルサ・ベスコフと同時代といえる イギリスのベアトリクス・ポター(1866-1943)の「菌」についての論文➡➡
の提出後を考えると、男女格差ランキング23位のイギリスと5位のスウェーデンの差も見えそうな気がします。とはいえ、未だに120位という国とは大きな違い。

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おりこうなアニカ

ベスコフ1
「おりこうなアニカ」(エルサ・ベスコフ作・絵 いしいとしこ訳 福音館)

 「かしこいビル」(ウィリアム・ニコルソン 吉田新一・松岡享子訳 ペンギン社)➡➡ もそうですが、タイトルに「かしこい」とか「おりこうな」とあると、ついつい惹かれてしまうのは、個人的におりこうじゃないからなのですが、この「おりこうな」アニカは、
≪・・・ひとりで ふくを きられるし、ボタンも とめられます。かおをあらえるし、かみのけも とかせます。おさらをはこんだり、おそうじをして てつだうことも できます。そのうえ、おかあさんが まきばで めうしの マイロスの おちちをしぼるときには、こえだで はえを おいはらったりもします。マイロスが よろこぶからです。≫

・・・と、大人から見たおりこうさんのアニカの紹介から、このお話が始まります。
 そして、牧場の柵が壊れているので、めうしのマイロスが逃げ出さないように、アニカは、寄り道のお誘いを断り、マイロスを見に行きます。するうち、逃げ出したマイロス…柵を直さなければ・・・ということで、近くの藁の山の丸太を見つけたものの、その丸太はこびとたちの家のもの・・・・
 そして、他のエルサ・ベスコフの絵本にもよく登場するこびとたちの登場・・・・

 きっと、幼い子どもが一人で遊ぶ時、こびとや小さなお友達が、そばにいて、助けてくれたり、助けたりするのだと思います。この絵本のように、自然に囲まれた広々としたところであっても、狭い部屋の椅子の後ろであっても、子どもが、自分でおりこうに時間を使っていれば・・・それには、メディアやその他、一見、小さなこどもより「おりこうそうに」見えるものがそばにあっては、だめだと思います。(続く)

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なきごえ

なきごえj
 
  同じ動物の鳴き声も、国によって、聞こえ方が違うらしいのは、知っていましたから、かつて、小さなお話を訳す作業に時間を割いていた頃、複数の鳥が出てくる話があって、どう訳せばいいのか、困り、英国の鳥の鳴き声というCDを何度も聴いて、工夫したようなことがありました。

 それで、イギリスの犬は「バウワウ バウワウ」、スペインでは「グァウグァウ」フランスでは「ワウワウ」日本では「ワンワン」と鳴くらしい。またカエルもアヒルも鶏も、それぞれの国で違うのに、牛だけは、どの国でも「モー」。

 このちょっと不思議で可笑しい動物たちの鳴き声の話を英語による落語講演を世界12か国でやってきた落語家が訳しています。ただ、大阪弁で訳しているので、日本国内でも、ちょっとした違いがあるのかもしれないなと思っていますが、小さな子どもたちにも鳴き声の違いがわかりやすく伝えられていると思います。
 『うしは どこでも 「モー!」』(エレン・スラスキー・ワインスティーン 作  ケネス・アンダーソン 絵  桂かい枝 訳 すずき出版)

 そして、同じ鳴き声の絵本ですが、こちらは、上記の絵本のようにひねっていないので、さらに幼い子どもたちが楽しめるかと思います。
『だれのなきごえかな?』(ディック・ブルーナーぶん・え まつおかきょうこやく 福音館)
 タイトルで内容も、大体お分かりになると思いますが、
こっ こっ こっ こっこ と なくのは めんどりさん≫
こけこっこー こけこっこー は おんどりさん≫
ぶぅ ぶぅ ぶぅー ぶぅぶぅ なくのは ぶたさんで≫
もぉーう もぉーう と なくのは めうしさん≫
・・・と続いていきます。(続く)

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ゆくえふめいのミルクやさん

デュボアザン2
 (承前)
 牛の絵本を探していると、牛が自ら動き主人公になっているものと、その時代やその場所で、牛ならではの仕事をこなしているものが見つかります。
後者の牛ならではの仕事・・・といえば、先日のスモールさんがカウボーイとなって、捕まえられる牛➡➡ 、あるいは、コルデコットの描いた「乳しぼりの娘 Milkmaid」のように、乳を搾られる役目の牛➡➡、あるいは闘牛をする(しない)牛➡➡。菅原道真の亡骸を運んで座り込んだ牛車の牛。➡ ➡ 牛方とやまんばに出てきたのも、鯖を運ぶ牛。➡➡ 今昔物語にある源頼光の家来をフェイクで運んだ牛車。➡➡

 今度もまた、ロジャー・デュボアザンの絵です。
 「ゆくえふめいのミルクやさん」(ロジャー・デュボアザン 作・絵 山下明生訳 童話館)に出てくるミルクの源の牛。ただ、写真に写る一回しか、牛の姿は見えません。そして、牛の出すミルクのことは、絵本の隅々まで書かれています。
 毎朝4時に起きて、アメリアという名前のトラックで、各家庭にミルクや乳製品を配って回るミルクやさんの話です。
≪まい朝 まい朝 しんせつミルク、
たまごと クリームと カテージチーズ、
ヨーグルトに バターに オレンジジュース、
バターミルクに チョコレート、
おとどけしますよ、町じゅうのおくさんがたに、アメリアが。≫

・・・・町の右がわ 左がわ、のぼり道 くだり道、まっすぐ道 くねくね道、おもて通り うら通りと、のこらず たずねて まわります。 山の手も 下町も おやしき町も きっちりと。
・・・・まい日 まい日、てる日も ふる日も ゆきの日も。
町の奥さんたちが、ミルク屋さんに話すのは、お天気のことばかり・・・

ミルクやさんが、疲れて帰って夢に見たのがお天気のこと。
それで、次の朝、ミルクやさんが、アメリアに乗って とった行動は?・・・・・

 数々のロジャー・デュボアザンの動物たちが出てくる絵本とは違い、小さな子どもたちに、ミルクやさんのとった行動を楽しめるかな?めでたし、めでたしの終わりは、よしとしても。 

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みんなのベロニカ

デュボアザン1

 (承前)
パンプキン農場の動物たちの絵本は、たくさんあるものの、カバ年という干支もないので、ここで、1冊、牛もでてくるカバの絵本「みんなのベロニカ」(ロジャー・デュボアザン作・絵 神宮輝夫訳 童話館)(*これもカバのベロニカとして、シリーズ化され、「ひとりぼっちのベロニカ」、「かばのベロニカ」、「ベロニカとバースディプレゼント」があり、すべて ロジャー・デュボアザン作・絵 神宮輝夫訳 復刊ドットコム)

 かばのベロニカは、お天気のいい朝、パンプキン農場にやってきます。ベロニカは、一目で気にいりますが、もとから暮らしていた動物たちは、まず、距離を置き、ベロニカの「おはよう」の声にも「う、う、」とのどを鳴らすだけ。泳ぎたくなったベロニカにぴったりの池もなく、動物たちは、いつまでもベロニカをよそ者扱い。すると、ベロニカは食欲もなくなり…家から出てこなくなりました。かくいう動物たちも、気になって、それぞれが、様子をのぞきに行きました。まず、牛のクローバーがのぞいたときの絵が上の写真。・・・・みんなは具合の悪いベロニカに気づき、食べ物を運び、話し相手になり・・・・

 パンプキン農場の仲間たちの反応は、ごく普通に見られるコミュニケーションの初期段階を、表現していると思います。多くは、相手の様子を見ながら、打ち解けていく。もちろん、ベロニカみたいに初めから、声をかけ、仲間入りしようとするものもいるでしょう。したがって、この絵本には、コミュニケーションの流れがきちんと描かれている。なーんてこと、決して言いません。みんなが、最後、跳ねまわっている絵を見たら、ベロニカよかったね、みんなよかったね。の絵本となるのです。(続く)

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めうしのジャスミン

デュボアザン3

 さて、先日の「スイスのむかし話」➡➡の挿絵は、ロジャー・デュボアザンでしたが、この人の絵本は、たくさん翻訳されています。その1冊「めうしのジャスミン」(ロジャー・デュボアザン作・絵 乾侑美子訳 童話館出版)です。

 ある日、めうしのジャスミンは、羽飾りのついた帽子をみつけ、かぶることができました。
 素敵な帽子をかぶり、農場に戻ると、動物たちは大笑い。が、ジャスミンは、気にせず「わたしは、わたしのおもうようにするわ。だれでも、その人らしくすればいいのよ」
 大笑いした動物たちも、帽子をかぶったジャスミンが気になって仕方ありません。
 そんな時、猫のコットンがいいます。「いつもいうように、人それぞれ、さ。そうするには、勇気がいる。ジャスミンには、その勇気があるよ」
 すると、他の動物たちも・・・・が、今度はジャスミンが帽子をやめ・・・が、次には、みんなが帽子をやめ、ジャスミンが、また帽子を・・・

 さてさて、この絵本は、人とは違っていいんだ、楽しく生きるという大事なことを描いている絵本です。なーんて、小難しいこと言いません。この農場には、たくさんの仲間がいて楽しいのです。

 最後には、写真の撮り方、写り方が書いてありますよ。
「・・・そこで、クローバとカナリーがジャスミンの横にならび、ペチューニアとコットンは、前にすわりました。キングは クローバーの頭にとまり、ほかの動物たちも、写真からはみださないように、くっつきあってならびました。「さあ、わらって!」アンが、声をかけました。みんな、にっこりして――カシャ!シャッターがおりました。」(続く)

☆写真は、ジャスミンの肖像(撮影:アン・パンプキン)を、スイスの木彫り牛が見ているところ 

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ハンス・クシュバンツ

 2013クライネシャイデック (2)j
(承前)
 スイスの伝説を探していたら、昔、子どもたちがよく楽しんだ「世界むかし話」全17巻(ほるぷ)の「フランス・スイス編」(八木田宣子訳 堀内誠一・ロジャー・デュボアザン絵)に、ちょっと牛に因んだこんなお話がありました。

「ハンスのゆめ」
アルプスの山小屋にハンス・クシュバンツという若い牧夫が住んでいました。クシュバンツKuhschwanzというのは「め牛のしっぽ」という意味です。ハンスは貧しくて、世話をしている牛も自分のではありませんでした。アンナベーバリという女性の心をとらえることができたものの、その父親に「役立たずの牧夫」と反対されます。ハンスは、毎晩、自分が貧しいことを嘆いていると、ある晩夢を見ます。ハンスが橋の上に立っていると、一人の男がそばに来て、これからさき、一生ハンスを助けてくれるようなことを、何か言おうとした時…目が覚めます。この話をアンナベーバリに話すと、彼女も同じ夢を見たというのです。それで、ハンスは橋まで出かけ、見知らぬ人を待つものの、一向に現れません。帰ろうと考えているとき、その日、6度もその橋を行き来した男が、話しかけてきます。そして、ハンスが夢の話をすると、≪ばかじゃないのかね、「め牛のしっぽ」よりばかさ。わたしも、ゆうべゆめを見た。山小屋の床下に金銀のはいったつぼを見つけた、というゆめだ。・・・・≫ということで、ハンスは山小屋に戻り床板をあげてみると、そこには・・・・(後略)・・・・めでたし、めでたし。

 ドイツ語のことは、よりわかりませんが、「め牛のしっぽ」という単語に、「馬鹿じゃないの」と同等の意味があることを知りました。ふーむ。
 さて、この短いお話に目が留まったのは、他でもありません。話の出だしから、行ったことのある地名や山、その近辺の場所などが続いて書いてあったからなのです。

 ≪グリンデルワルトからオーベルハスリ谷へいく登山者たちは、シャイデック山道を越えなければなりません。シャイデックは有名な道です。その斜面から、ローゼンラオイ氷河と、まわりをかこむアルプス連山の美しい光景が見えるからです。≫

グリンデルワルトj

≪ハンスは、ツーンの町におりていきました。ツーンにつくと、ハンスは、橋の上にじんどって・・・・・・・ツーンは小さい町ですから、同じ人間が,橋の上を何度も通ります。≫
***ツーンの町は、トゥーン湖畔にあるThun(トゥーン)➡➡で、湖と町に、何本か橋が架かっています。
ニーゼンからj

橋j

≪足はいたむし、湖や遠くにそびえたっているニーゼン山をじっと見ているのにもあきました。≫
ニーゼンj

***ニーゼン山については、このブログでも書きました。➡➡ ➡➡確かに、トゥーンの町から見えます。

他のお話でも、スイスの地名が出てくる度に、あ~あとため息をつきながら、「スイスの昔話」を読みました。あ~あ

☆写真上から、クライネシャイデックでしっぽを振る牛さん。このシャイデックScheidegg(境)と話に出てくるシャイデックはちがうところのようです。赤い登山電車から写真を撮っている人たちは、真正面に見えるユングフラウなどを撮っています。
写真二番目は、グリンデルワルトの駅舎。
三番目は、ニーゼン山頂上から撮ったトゥーン湖、左端にトゥーンの町。
四番目はトゥーンの町と湖岸にかかる橋。
一番下は、トゥーンの湖から見たニーゼン山。

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スイスの絵本展

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 神戸ファッション美術館の「スイスの絵本展ークライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界」展(~2021年3月28日)に行きました。
 日本でも➡➡、スイスでもクラドルフ展➡➡に行ったことがあります。フィッシャー➡➡もホフマンも。
  あちこちで見ていても、優しい気持ちになれる彼らの絵を、再度見に行きました。
  展覧会のタイトルは「こわくて、たのしい スイスの絵本展」になっていますが、「こわい」というのはどこにあるのかと思いながら見ました。多分、グリムやスイスの伝説などのストーリーからの「怖い」というイメージかもしれませんが、ともかく、「怖い」より、楽しい。
 ただ、その「怖い」絵だと思われるスイスの伝説という本についての説明がなく、ちょっと残念。
 検索もしてみましたが、分からずじまい・・・で、上の写真にうつる「ウーリーの雄牛」がどんな話か、今のところ不明。とはいえ、その探す過程で、読み直したスイスのお話もあって・・・。
 
 それに、ドイツ語圏ではないとはいえ、スイスの画家のカリジェ➡➡が、「スイスの絵本展」に入っていないのも、少々残念ではありました。
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 スイスの自然を絵本に描いたなら、クライドルフかカリジェ。ステンドグラス作家であり、自分の子どものために作った絵本が基本にあるホフマン。明るいタッチで、見ているこちらも楽しくなるフィッシャー。パウル・クレーに師事し、センダックは、フィッシャーのファンで、スイスまで訪れています。・・・そして、フィッシャーは、スイスの教科書の絵を描いています。
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 この展覧会に行って、またスイスが、恋しくなってしまった。(続く)
☆写真は、上から、ホフマン、クライドルフ、フィッシャー

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カウボーイのスモールさん

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 「カウボーイのスモールさん」(ロイス・レンスキー文・絵 わたなべしげお訳 福音館)

 日本の文化とは、ほとんど関係のないカウボーイの生活ですが、スモールさんのシリーズでは、スモールさんのいろんな仕事を楽しめるので、子どもたちは偏見なく、この絵本を楽しみます。
 親しみを増すのは、スモールさんの可愛がっている馬のカクタスですが、いつものスモールさんと同じように、真面目に、きちんと仕事をするのが、スモールさんの魅力です。
 野外やカウボーイの泊り小屋で眠るスモールさん。牛を捕まえて焼き印[S]をつける手伝いをするスモールさん。野生の馬からドスンと落ちるスモールさん。
 スモールさんの動きは、わかりやすいので、子どもたちは、どのスモールさんも楽しめるのだと思います。

 さて、写真に立てられ写るのは、「カウボーイのスモールさん」ですが、下に写っているのは「スモールさんののうじょう」です。こちらにも、「牛」が描かれています。これは、朝早く起きたスモールさんが、牛の乳を搾った後、牛を家畜小屋から牧場に連れていくところのページです。
 そのあと、豚に餌をやり、にわとりにもあひるにも七面鳥にも餌をやり、トラクターで畑を掘り起こし、ならし、麦をかり、わらを運び、リンゴを取り、道で野菜を売り・・・・
 こちらも、わかりやすい絵とわかりやすい仕事の動きで、またもやスモールさんが好きになるのです。

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