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みんなみすべくきたすべく

映画「フィッシャーマンズソング」

ドーバー16

☆写真は、英国、ドーバー海峡のもので、以下文章の英国、コーンウォールではありません。念のため。(撮影:&CO.I)

 英国映画は、英国の風景が写るので、王様女王様ものでも、労働者階級ものでも、見に行くことが多いです。
それで、この映画「フィッシャーマンズソングーーコーンウォールから愛をこめて」。行った事のない英国コーンウォールの景色が楽しめるならと、行った事のある夫と一緒に見に行きました。

 案内に「ブラス!」に次ぐ、英国発の音楽映画と、ありました。「ブラス!」も、かつて見に行ったことがあり、音楽映画でも、楽器の演奏曲でしたから、いわゆる声を出して歌う今回の映画のようではありません。
 他に、歌う音楽映画なら、アメリカ映画の、「ジャージー・ボーイズ」➡➡「ボヘミアン・ラプソディ―」➡➡も、レデイガガの「アリー スター誕生」➡➡もみましたが、主人公たちは、才能あふれる人たちでした。この「フィッシャーマンズソング」は、いわゆる普通のおっちゃんたち。コーンウォールの漁師さんたちが歌うから、凄いのです。野太い声で、漁の片手間に。(実話に基づく話です。実際、今も活動なさっています。)

 音楽映画は、大きな劇場で、臨場感が味わえるので、楽しさも倍増します。オープニングから、歌声で始まります。今から始まる期待にぞくぞくするいい声。。そして、エンディングロールの歌声は、映画鑑賞の後ですから、この歌声の源を知っていて、満足しながら聞くことが出来ます。

 ストーリーは、簡単です。日頃、力を合わせ漁をするおっちゃんたちが、のびのび自由に歌っているのを、ロンドナーの音楽関係者が聞きつけ、世に送り出す。・・・といったもの。
 自然相手の仕事の厳しさから、心を寄せ合わせないと、生命にかかわってきます。力強い歌声は、生きていくという元の元のところに立ち返り、映画を見ている者にも、力と勇気を与えてくれます。

 ユーモアのセンスも抜群です。というか、少々、下品な方向に行くものの、おっちゃんギャグ満載です。
 最新の都市生活をせせら笑うようなコーンウォールの人たち。携帯の電波が届くところは、岬の先端。
 アナログなクイズコミュニケーションを楽しみにパブに集まる人たち。自分たちの動画再生數をパソコンで知るのに、自分たちの楽曲チャートは、パブに集まって、ラジオに耳を澄ます人たち。宝島の一シーンを思い出すような場面もあって、本当に楽しかった。
 ほろっとしたり、大笑いしたり、明日も頑張ろう!

 コーンウォールに行った事のある夫は、また行きたくなったといい、行った事のないカ・リ・リ・ロは、いつか行きたいと思うのです。
 
 この映画のことは、見てすぐに書きました。ハリウッド映画ではない、この映画、きっと、すぐに上映終了になってしまいそうだから・・・
 

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あけましておめでとうございます

うみj
元旦の静かな浜辺に行きました。
海の向こうも、光って綺麗に見えました。
健康で暮らせる年になりますように。

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モンドールチーズ

まつぼっくりj
(承前)
  数あるクリスマスの絵本のなかに、「モミの木」やクリスマスツリーを題材にしたものは、所蔵するだけでも、たくさんあって、今年の12月は、それらの絵本を中心に会を持ちました。

 そんな折りも折、モミの木の皮(ドイツトウヒ、エピセア)に包まれて熟成されたチーズ、モンドールチーズのことを教えてくださる方が居て、さっそく、購入に行ったら、入荷したばかりで、このチーズの食べ頃は、ちょうど、クリスマス前後、との説明。値段を見ると、ううううう・・・高ーい。
 が、本場のスイス・フランス国境地方でも、春や夏は作らないという代物。ううう・・・買いました。
チーズ16

 このチーズは、フランスとスイスの国境、ジュラ山脈モン・ドール一帯で作られていて、空輸されたフランス産のものを購入、冷蔵庫で寝かすこと2週間。(*モン・ドールは、黄金の山の意。)
 クリーミーで、一度食べたら忘れられないという謳い文句。うーん、次回スイスに行ったとき、食べたいものだと思うものの、夏場に行く限り、本場でも食べられないという本当に季節限定もの。

 さて、いわゆるツリーにするモミの木は、幾種類かあるようですが、ヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)と、アメリカのバルサムモミが、多いらしい。中でも、、ヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)は、大きな実が下向きに付き、根が浅く生え、成長は早く樹高は50mにも達すものの、寿命は、そんなに長くない・・・ということで、昨日の「クリスマスの木」➡➡の中で、あんなに大事にしていたトゥーリ―を ついには、手放したシスター・アンソニーの気持ちにつながります。
 ちなみに、バルサムモミの木は、実が上向きにつき、葉はとがっていない、樹高20mくらいのもの。

閑話休題。
 で、モミの木の皮(ドイツトウヒ、エピセア)に包まれたモンドールチーズを食べました。まったく、くせのない、とろとろのクリームのような味。ほのかな、モミの木(ドイツトウヒ、エピセア)の香りを楽しめる、この季節ならではのごちそうでした。
 Bon-appetit!!!

☆写真上は、大きな実が下向きについたドイツトウヒ(スイス、ロートホルン) 
写真中:チーズのパッケージの内側、濃い茶色のエピセアの木の皮が見えますか?
写真下: スイス、ロートホルンの対岸ギースバッハから、ブリエンツ湖を見下ろす。

ギースバッハ15

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子どもたち

子ども2
 旅先だと、余裕をもって、子どもたちを見ることができるような気がします。
 上の写真の児童公園は、ロープウェイなどで上がったアルメントフーベルにありますが、この背景の素晴らしさ。・・・といっても、子どもたちは、目の前の遊具に夢中。(真ん中に写る太いパイプは、滑り台です。)

夏休みの宿題なんかないだろうなと思う、グアルダ村➡➡でモーツアルト「魔笛」夜の女王のアリアのコロラトゥーラの部分を歌っていた女の子たち。➡➡
同じグアルダ村➡➡で、しっかりした足取りで山を登って行く、5歳くらいの男の子。
      子ども1

 地球上の子どもたちが、これからも楽しい日々を送ることができるようにと、年年歳歳、強く思うようになりました。今、ヨーロッパの若者を中心に地球の未来を憂い、温暖化の危険を訴える動きは、かつて、子どもだった頃に、いろんな自然に出会い慈しんできた経験に裏付けられていると考えます。日本でも、スマホに振り回されない、ゲームに取り込まれない、子どもが子どもの時間を十分楽しみ、たくさんのことを体感していってほしいと願います。
 
 多分、一番上の写真のアイガー・メンヒ・ユングフラウの三山も、一昔前なら、白い雪や氷河が残り、もっと綺麗だったろうに。
日本のスキー場では、この時期なのに雪がない、というニュースが流れていますね。

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洛西 葉室山

葉室4
(承前)
 京都 洛西 浄住寺の紅葉は、とても綺麗でしたが、お庭には、面白い竹が植わっていました。一つは、亀甲竹で、紐をまいて、変形させたのではなく、孟宗竹の変異種らしい。
葉室2
 もう一つ、見た目は、普通の竹のようですが、触ってみると、丸くなく四角い竹の四方竹。これも変異種らしい。この切り口は、菱形で、四つ並べると、この寺に関わる葉室家の家紋となっています。
葉室3

 また、この寺は、平安時代に開創され藤原家の流れを汲んだ公家の葉室卿が再建し、寺院として栄えたものの、南北朝以来の兵火によって、荒廃するも黄檗宗によって、開山され、今は黄檗宗寺院となっているため、本堂に置かれる有形文化財も達磨大師があったり、菩薩だったり、再興した葉室卿の彫刻であったり・・・

 それで、紅葉を堪能して、駅に戻る道で、ふと、横を見ると、上ノ山古墳となっていました。
 この辺り、他にも古墳があったりするので、いわゆる平安時代、洛中が栄える前は、長岡京➡➡にも続くこの土地、重要な地域だったことを思い出し、まだまだ奥の深い京都散策だと考えた事でした。

☆写真一番下は、浄住寺に、たくさん植わっていたお茶の花。(茶花ではありません。)下向きで、小さく咲いているので、撮るのが難しかった・・・

      茶

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浄住寺

葉室1
 今年の秋は、桜の木の紅葉も長持ちし、通りの並木道を楽しむだけでも、十分、楽しい秋でした。
 その分、いわゆる もみじは、少し遅いのかもしれません。もともと、遅い紅葉の名所らしい京都、西山 浄住寺に行きました。一応、特別公開日(~2019年12月8日)が決まっています。

 どうでしょう?ドンピシャリの紅葉の美しいこと!近くの嵐山の猛烈な人出がウソのよう・・・
 そして、寺を辞した頃、ウォーキングツアーの人たちが来てました。この近くは、嵐山地域で、さらに近くには苔寺などもありますからね。ただ、この浄住寺は知名度の低い分、ゆっくり紅葉を楽しむことが出来ました。(続く)

☆写真上、葉室山 浄住寺、下 嵐山 中の島橋から

       嵐山中の島橋

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トリセツ

    ナンキンハゼ月j

(承前) 
10月21日の新聞記事に2022年から実施される高校の学習指導要領の再編について書かれていて、その見出しが≪国語も「トリセツ」重視?≫≪文章の海は豊かなのに≫といったもの。

今度は、11月3日の記事に≪思春期を揺さぶる「文学」が危ない≫の見出し。
つまり、両者、高校の国語の内容が大きく変わろうとしている危機を報じています。
カ・リ・リ・ロも、一応、教育学部出身であり、教育学修士でもあるので、学校での学習の指針が、学習指導要領にあることは知っていました。が、恥ずかしながら、高校の学習については、ついつい関心が薄く、大きく知らなかったというところが本当のところです。

今度の改訂で、つまり、2022年度から実施される高校国語の新学習指導要領では、国語の選択科目(2年から3年生)を「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探求」に再編成したようです。

10月21日記事によると、≪文章を論理的、実用的なものと、感性や情緒に訴えるものに区別した格好だ。文学も尊重すると、文科省は言うが、実際には、文学作品に親しむ時間は相対的に減るだろう。入試改革でも実用文への傾斜は避けられまい。≫と、しています。
 また、11月3日記事では、文科省側のコメントとして、
≪こうした批判に対し、文科省は「文学を軽視する意図はない。我々としては、文学作品を十分学べる『文学国語』を設定しているわけで、学校はよく考えて科目を選択してほしい。」と話す。≫

 はあ??????

 そして、この記事の筆者は、最後に、厳しい口調で記事を終えます。
≪・・・受験勉強偏重の中で、国語の授業で触れた文学からは、人間の弱い心に寄り添う声が届き、救われた。功利や目先の実用では解決できない人間の弱さを深く知り、共感する。その経験が生きる際の大きな糧となることを、忘れては困る。≫
 
さて、カ・リ・リ・ロにとって、国語の授業で出会った文学だけが、文学ではありません。また個人的には、論理的思考が培われなかった人生でしたが、今もまだ、まだ、まだ、読みたい本・読み返したい本があり、出会いを待ってくれている文学が、そこにあると思うだけで、楽しみをもって日々生きていけます。

 教科書で扱うか、扱わないかという論点ではなく、今ここで、今この日本で、文学をないがしろにしようとする姿勢は、間違っている。(続く)
       秋jj
☆写真上は、ナンキンハゼと有明の月

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急転直下

東福寺1

 今日、書くのは、「急転直下」というタイトルですが、「桜を見る会」の急転直下の動きのことはありません。このちょっと前の、急転直下のことです。(と、この2行、慌てて書き足しました。)

「幼児期」(岡本夏木著 岩波新書)に書かれた序章を紹介し➡➡、幼い頃の教育・保育の前途を考えていたら、今度は、大学入試時期の教育が大きく取り上げられ始めました。やっと。

 大学入試の一部 英語の民間委託評価方法が、変わろうとしていたのが、急転直下、延期になったのは、耳に新しいことです。素人でも、民間のテスト結果を提出するって、どういうこと???

 不明なことが多いのに、今頃、検討・議論されているのも、おかしい。いつも、振り回されるのは現場であり、今回は、受験生たち。人生の大きな基点となる大学入試を、大人の勝手で動かすのは、どうなんだ?(するうち、国語の論述問題も、民間委託評価という問題が、明るみに出てきました。やっと。)
 ここでも、一部大人たちの利害や、勝手が見え隠れ。利便性や、下手すると経済効果という側面で、教育が存在するのは、おかしい。

 「教え」「育む」の「育む」「育てる」という面がないがしろにされていない???
 グローバル感覚の評価というなら、入試で小手先を変えるのでなく、もっと、根本から議論・検証するのが、教育だと思う。しかしながら、問題は、大学入試だけではなかった。(続く)

☆写真上下、2019年11月中旬 東福寺臥雲橋から。この橋を通るのは、生活道路なので、無料です。

東福寺3

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一華院

一華5
 京都東福寺塔頭 一華院の秋の特別公開に行きました。
庭の特別公開のことばかり気になっていたら、紅葉と言えば、東福寺・・・ということをすっかり忘れていました。結果、東福寺塔頭の一華院は、拝観者もほとんどいませんでしたが、東福寺全体としては、にぎわっていました。

一華2

 一華院では、四神の庭を見ました。
≪四神とは、東西南北の四方を守る神獣のことで、南は朱雀、北は玄武、東は青龍、西は白虎が司る。四神相応とは四方に四神が配置されている土地のことである。北は丘、東は川、南は池、西は道のある地が適し、その地は長く繁栄すると言われている。京都(平安京)も、この四神相応を取り入れた地である。・・・・≫(一華院案内より)
一華3

さて、その四神を石や、松などで表現した庭の写真です。どれが、どの神獣を表しているか分かりますか?
一華4
☆写真上から 南庭 朱雀(伝説の鳥である朱雀が、庭中央で大きく羽ばたいている)北庭 玄武(亀が東から西へ泳ぐ姿) 西庭 白虎(大小の石で親虎と子虎に見立てている)東庭 青龍  一番下は、一華院のお玄関口近くのドウダンツツジ

一華6

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あの風

アイガー1

アイガー12
☆写真上は、2019年アイガーとメンヒが写っています。二番目写真は、2016年アイガーが写っています。

 英国びいきで、チャンスさえあれば、イギリスに行きたいと思っているものの、夫婦で毎年スイスに行っているのは、お互いの興味に歩み寄った結果です。

 スイスと言えば山、という固定観念さえなくなれば、自然は満喫できる、美術・博物館は充実している、しかも、海外旅行でポイントの高いと思われる 清潔で、安全、しかも鉄道が優秀・・・で、スイスをリピートしています。
 
 さて、だらだらとスイス報告を書いているうちに、今や、日本の秋、真っ盛りとなり、冷ややかな風が吹いていますが、スイス・リピート要因は、もう一つあります。
 かの地の夏に吹く風の心地よさです。我々、夏場の湿気に嫌気を感じている者には、くせになる。
 と、そのことを、近年、同じく、スイスファンになった友人に言うと、ああ、あの風。香りが違うやん・・・・

 が、しかし、ここで、定点観察➡➡などと悠長なことを言っている場合ではありません。もっと、個人ができることを考えます。あの風が、あの花が、いつまでも、地球の上にありますように。

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