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みんなみすべくきたすべく

京都1

 お休みだった古筆のお稽古の再開と、桜の京都。天気も上々。
 平日午前中も早い時間なら、人出も少なく、万事OK。
 円山公園の枝垂れ桜は、もうかれこれ、50年近く見に行っています。が、こんなにゆっくり見られたことはなく、一時期、弱って気の毒に見えた、この枝垂れ桜も、元気な姿。よかった。
京都2
京都31
 円山公園隣の知恩院さんの三門(国宝)も桜。
 境内の奥でも桜。
 春の風にあたりながら、ゆっくり、桜の花の満開の下。
京都5
京都6

そして、紅葉(楓)も「花」盛り。

京都4

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布引ハーブ園

ハーブ園3
 孫たちと、ロープウェイに乗って、神戸布引ハーブ園に行きました。
 神戸出身のカ・リ・リ・ロなので、この辺り(布引の滝辺り)は遠足でよく来たところでしたが、子どもの頃は、まだロープウェイもハーブ園もできていなかったので、初めてでした。
ハーブ園2

 神戸港に面する急斜面にできたハーブ園は、四季折々楽しめる造園となっていました。今は、コスモスなどが満開。
 また、ハーブ園というからには、随所にハーブも植えられ、そのハーブを楽しみながらの、美味しいランチでした。
ハーブ園4
 
 ただ、小さなロープウェイに乗って、山の上に上がるのですが、ついつい、スイスの大きなロープウェイ(ゴンドラ)を思い出し、歩いて、野イチゴの葉が広がっているのを見ると、また、ついついスイスの山道を思い出すという始末。ああ、スイスにまた行ける日は来るんだろうか・・・などと考えながらも、近場で、行ったことのないところにも目を向けた今年の秋でした。

ハーブ園1

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今秋の大山崎山荘

大山崎3
 コロナ禍は、日本でも留まることなく、欧米も、途上国でも同じく、日常的な渦をまく禍となっています。せっかく復活した古筆のお稽古も、12月からは 再度 お休みになりました。

 ということで、またしばらく京都に行けなくなりましたが、2週間前に、醍醐寺で紅葉を見て➡➡、2週間後には、大山崎山荘美術館の庭の紅葉も、きっと、綺麗だろうと計画していました。2014年の紅葉はこれ➡➡

 で、行ったのですが、下の写真のように、まだ???
 しかも、いつかの秋にがっかりしたように、猛暑の影響と思われる、紅葉の葉が、ちりちりに傷んでいました。だから、まだ真っ赤になっていないとはいえ、しばらく待っても、見事な紅葉になるとは思えませんでした。何故、醍醐の紅葉は綺麗で(ちりちりに傷んでいませんでした)、大山崎の紅葉は?同じ猛暑を経験したというのに・・・
  素人考えながら、もしかしたら、西に開ける醍醐寺。東に開ける大山崎。朝から、ガンガンに暑かった今夏。今後、猛暑の夏の年の紅葉は、東に開けていない場所の方がいいのかも・・・と考えたりしました。はてさて?

 さて、ここの庭は、一年中楽しめ、写真上のように万両の赤い実も、下の写真のように満開のつわぶきも、綺麗でした。

 蛇足のようですが、美術館鑑賞は、「生誕130年 河井寬次郎展 ―山本爲三郎コレクションより」展で(2020年3月20日~2021年3月7日の1年間)で、京都五条坂の河井寬次郎記念館➡➡で見たものより、もう少し、生活感のあるものも並んでいました。セットのコーヒーカップやお湯のみ、おちょこ、そしてテーブルと椅子などなど。
 作風は、時代によって少し変化していきますが、どれにも温かみがあるのを感じます。

 もちろん、モネの水連やアイリス、ピカソもありました。西洋絵画は、いつも、ほんの数点出ているだけですが、庭が1年中楽しめることと合わせて、いつ訪れても、静かに楽しめるので、充実の時間を過ごせます。

大山崎2

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醍醐の紅葉狩り

醍醐寺2
醍醐の桜は有名ですが、混雑することでも有名です。なので、豊臣秀吉の醍醐の花見ではなく、醍醐の紅葉狩りなら、どうでしょう?
 これはこれは、紅葉もなかなか多いじゃありませんか。
 京都の世界文化遺産17あるうちの一つが、醍醐寺。
 上の写真も下の写真も三宝院という素晴らしくきれいなお庭から撮りました。カメラでは写しきれない素晴らしさです。京都のお寺のお庭の拝観は数々してきましたが、その中でも、心に残る一庭。
醍醐寺4
 三宝院の池には、カワセミも居ました。係りの方いわく、山水が流れ込んでいるので、水がきれいで、よくカワセミが来るとか・・・
醍醐寺6


 下の写真(総門)左側、葉の落ちた枝は、枝垂桜のそれ。つまり、桜の頃に撮ったら・・・・
醍醐寺1
 次の五重塔(国宝)の周りは、寂しく写っていますが、みんな枝垂桜の木・・・・
醍醐寺3
 これは、仁王門。ここにも桜の枝が入りこんでいます。
   醍醐寺5
 と、まあ、桜の時期はさぞや、さぞや、美しいでしょうね。
 ともあれ、この醍醐寺、上醍醐と下醍醐から成り立っていて、上醍醐に行くには、さらに1時間山道を上らなければなりません。「徒然草」の仁和寺にある法師のように、下醍醐寺だけ楽しんで、さも、醍醐寺全体を見てきたような、今日の拙文でした。

醍醐寺7

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黄葉 しましくは なちりまがひそ

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例年より、紅葉・黄葉が、長く楽しめていると思います。
家の周りをちょっと歩くだけでこんなに綺麗。
秋の早朝、光は、柔らかく優しい。

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今日のタイトルの元は、
「あきやまに おつるもみじば しましくは なちりまがひそ いもがあたりみむ  秋山余 落黄葉 須臾者 勿散乱曽 妹之當将見」(柿本人麻呂 巻2-137)
*しましく・・・しばらく  **須臾(しゅゆ)ほんの少しの間

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新薬師寺

新薬師寺
 うちの家からだと、近鉄奈良と阪急四条河原町、あるいはJR京都すべて1時間少々で行くことができます。それで、気候もいいので、また奈良にお散歩です。

 今回は、新薬師寺。
 今や(奈良としては)小さな境内や建造物になってしまっていますが(奈良教育大学の辺りまでがもともとの敷地のようです)、また、「新」とはついていますが、平安や江戸のもののように新しいわけではありません。何しろ奈良時代のもの。
 光明皇后が夫の聖武天皇の病気平癒のため新薬師寺を七仏建て、薬師像を造ったとの記載が平安末期のものにあるようです。

新薬師寺2

本尊の木造薬師如来坐像は、いつのものか不明ながら、平安初期?と見られているようです。
今回も、薬師如来様に手を合わせて、健康を祈願しました。薬師如来巡りと言えるかも?

そして、薬師如来坐像を取り巻く塑造十二神将立像は、奈良時代もので、これらが凄い!こんなに迫力のある神将たちに護衛されていたら、さぞや薬師如来様も、落ち着いて、人々のことを考えられるというものです。これら、本尊も12神将もみな国宝。先の国宝目白押しの法隆寺➡➡とは規模が違うものの、数の問題ではなく、こんな小さな場所にも、重要なものがあります。

新薬師寺3

さらに、驚いたことに、この12の神将たち、木造じゃないのです。素人の目には、年代物で表面の箔や上塗りの経年劣化かな?と見えるのですが、なんと、≪塑像は木の骨組みに縄を巻き付け、そこに藁をまぜた粘土につけて大まかな形を造り、紙の繊維と雲母をまぜた土で上塗りしたもので、眼球は紺、緑、褐色のガラスの吹き玉で表現され、表面は、青、朱、緑、紫に繧繝彩色され、現在でも、部分的に色が残っています。≫

ということで、この12神将は十二支ともなっていましたから、午年の『珊底羅(サンテラ)』の前に、みんなの健康祈願の絵馬を奉納してきました。(続く)
新薬師寺1

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斑鳩の中宮寺

中宮寺2
(承前)
 斑鳩三塔を訪れた最後は、法隆寺に隣接する(夢殿に隣接)中宮寺。もともとは、もう少し東にあったようです。
 ここは、誰もが、美術の教科書あるいは、日本史の教科書でみたことのある、木造菩薩半跏像(伝如意輪観音)を安置しています。
 
 世界三大微笑と言われているらしいけど、(他の2つは、モナリザ、スフィンクス、)断トツで、この菩薩半跏像でしょ。なにしろ、仏様ですからね。黒光りしたこの像は、本当に美しい。

・・・と、拙い言葉で、言うよりも、以下、美術史家 井上正の書いた文。長い引用ながら・・・
≪茫とした伏し眼の思惟の相は若々しさと明るさを湛え、双髻(そうけい)を球状に替えて髪への描写を捨て去り、ウエストをしぼった肉身には単純化の美しさが感じられる。手指のそれぞれの丸味と動きも生々しさがない。人体から生なものを抜き去って、そこに残ったのが本像の肉身だと言いたいほどである。衣は厚手で等間隔に衣文を配する感じがあり、ここにも思惟像の静寂な心境を象徴するような、心の整いを示す衣文がある。榻座にかかる衣の2段にたれるさまは、基本的な整いの形のなかに小さな変化を加え、重畳する衣は互いに離れのよい感じで重なっている。飛鳥時代の衣文の型を言い表わす言葉として「品字形の衣文」という表現がよく用いられるが、要はその型を用いつつ、いかに見事な表現を達成しているかにかかっている。ただ形ばかりにこだわる例が眼につくなかで、中宮寺像の場合はおそらくそのもっとも優れた作例であり、衣の表現は全体の造形のなかでも大きなウエイトを占めている。≫
『岩波日本の美術の流れ 7-9世紀の美術 伝来と開花』(岩波)

中宮寺30

 さて、この尼寺である中宮寺の本堂の周りは、ヤマブキで囲まれていますから、さぞや、春の開花の頃は、明るい庭となっていることでしょう。
 中宮寺1

中宮寺j

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斑鳩三塔 法隆寺

いかるが14
(承前)
 斑鳩三塔2つの三重塔の後、人出も、そこそこ多い法隆寺五重塔。
確か、小学校5年生の頃、遠足で来たことがあるはずの法隆寺でした。(大学の時にも来たかなぁ・・・)

 今回、秋季秘宝展もやっていたので(~11月30日)、より見どころ満載。特に国宝が多く、時代も飛鳥、白鳳、奈良、平安と続き、充分すぎるくらい、仏像は鑑賞できます。
 あまりにも多くのものがあり、興味も尽きなかったので法隆寺が発行した「法隆寺」という本を購入してしまいましたが、一つ一つの寺宝について熱く調べだすと、きりがなさそうです。

 先の法起寺➡➡には、木造十一面観音菩薩立像の一体だけだし、次の法輪寺➡➡は、静かに十一体でしたので、その差の大きいこと。桁違いです。好みを言うなら、静かな佇まいの法起寺や法輪寺の方が、お心静かになったものの、法隆寺の規模の大きさと深さには圧倒されます。
 
☆写真上は、法隆寺五重塔と中門。
下は、法隆寺夢殿。昔、昭和の頃、千円札の裏に描かれてましたね。表は言わずと知れた聖徳太子。(続く)
法隆寺10

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桂の香り

もみじ6
 おお、いい香り。桂(かつら)の木の匂いって、知ってますか?この時期にしか、匂うことができない、甘醤油のような匂い。香りが出る=香出(かづ)るが名前の由来という説があるようです。

 で、その香りと紅葉シーズンなので、またもや神戸六甲森林植物園に行きました。➡➡**三宮からバスで40分ほど、しかも65歳以上の兵庫県民は無料入場!!
もみじ7

池の周りの紅葉は綺麗でしたが、全体としての紅葉はまだまだでした。が、山茶花は、新鮮な花盛り・・・・というのも、山茶花は、今から春先まで、長いこと咲いていますからね。

もみじ8


         もみじ9

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斑鳩の里

いかるが7
(承前)
 斑鳩三塔の法起寺➡➡、法輪寺➡➡、そして法隆寺と歩くのですが、その途中は、田や畑、柿やイチジクの木。ときどき、コスモス・・・
 農家の前では、うっそー!みたいな値段の黒豆枝豆や、てんこ盛りのイチジク、柿、ミカン・・・もっと、本気で買い物できる袋を持っていけばよかった。
いかるが11

いかるが10

いかるが12
 町で育った者には、稲刈り後ですら、美しく、モミガラ焼きも珍しい。
 おお、タニシもいました。
タニシj

 こちらは、伝山背大兄王の墓所と言われる丘陵方向。山背大兄王(やましろのおおえのおう)は、聖徳太子の皇子で、法起寺・法輪寺を建てたと言われています。
いかるが9

 さて、斑鳩三塔のもう一つ。こちらは五重塔のある、 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)へと向かいます。(続く)
いかるが13

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